『Robert Johnson's Tombstone』 06年
Robert Johnson's Tombstone 93
ベテランブリティッシュ・ハードロックバンド『サンダー』の8枚目のスタジオアルバムです。


去年の10月末に発売になったのになかなか国内盤が出なくてがっかりしてました。今年の2月に発売になってからはずーっと聴いてます。あと二枚ほど未聴のアルバムがあるんですが、まったくはずれのないサンダー。僕の大好きな1stアルバム『back street symphony』のような、こってこてのブリティッシュハードロックを期待してしまいますが今回も最高です。


伝説のブルーズマン『ロバート・ジョンソン』を題材にした今作は、全体的に曲の長さが短めで、ぽんぽんぽんぽん進んでいくのでめちゃくちゃ聴きやすい。年を経るごとにバラードの完成度が高まっていき、どんどん大人な雰囲気のハードロックになっていっています。愁いを帯びたサウンドは涙が止まりません。ボーナストラックも粒ぞろいでうれしくなります。ケイティー・タンストールについて歌われた『The Girl Is Alright』にはピート・タウンゼンドが『P.T』と表記され登場したりしてもっと好きになりました。最高傑作ではないけど最高です。大好きです。


ジャケットの赤塗りのおっさんはドラマーの『ハリー・ジェイムス』だそうです。彼はコミカルな役回りなんだって。笑。



PVは軽い18禁ジョークだからお子様は見ちゃだめだよー。この辺にガキっぽさが残ってて良いですね。思わず苦笑いしてしまいそうですが、ハードロックはこうでなくちゃ。

↓Thunder - The Devil Made Me Do It


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