『GO!』 97年
ゴー! 95
ドイツ出身、メロディアス・ハードロックの最高峰『フェア・ウォーニング』の最高傑作の紹介です。


僕はこの3rdを最高傑作に挙げたいです。大体1stか3rdが人気みたいですね。実は2ndが一番好きなのだけど。


最高です。手放しに褒めれる作品です。1st、2ndの方向性をそのまま維持し、最高の形で昇華させました。勢いだけで突っ走ってメロディー垂れ流しではなく計算されたであろう構成は文句のつけようがありません。ヘルゲの奏でる、一点の曇りも無いスカイギターの音色、トミー・ハートの美しく説得力のあるヴォーカルの一つ一つが体の中に染み込んでいきます。大仰な表現ゆえに、ミニマリズムなぞ敵だ!と言わんばかりの彩色豊かなイメージの楽曲が並びます。捨て曲なんてあるわけがない。


信じられないくらい美しいメロディーがたくさんなのに敬遠されやすいジャンルみたいです。そりゃごりごりのハードロックが好みの人には受け入れられないかもしれないけれど、そうやって敬遠されるにはもったいなさ過ぎます。先入観なしに聴いてほしいです。最高!!!


Fair Warning- Angels of Heaven



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