『wages of sin』 01年
WAGE OF SIN 94
スウェーデン出身メロディック・デスメタルバンド『アーチ・エネミー』の4枚目です。


最高傑作であると共に賛否両論の的にもなっています。ヴォーカルがヨハン・リーヴァから、女性シンガー『アンジェラ・ゴソウ』に代わり作風も微妙に変化しています。3rdアルバム『BURNING BRIDGES』から、よりメロディアスで聴きやすい方へ向かっていき、今作ではその方向をさらに特化しています。アンジェラのヴォーカルが『細い』と否定的な意見をよく耳にします。


うん。言いたいことはよくわかります。けどこれを進化と捉えて欲しいです。正直なところアンジェラのヴォーカルが細いというのは僕も思います。けど、デス・ヴォイスなんて味付け程度なんじゃないでしょうか?線が細いからってやわに聴こえるわけではないので違う意味で魅力的です。


マイケル・アモットは自身のキャリアの中での最高傑作であるカーカスの4th『HEARTWORK』に最も切迫した作品です。メロディアスさとごっりごりでへヴィなリフのバランスは秀逸!なんやかんやでアグレッシヴなサウンドは他の追随を許さない!!メロデス入門には最適です。マイケル・アモットのマイケル・シェンカーばりの(ややこいな。笑。)メロディアスなギタープレイを楽しんでください。


Arch Enemy - Burning Angel


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