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『VISION DIVINE』 00年
82
イタリアのパワーメタルバンド『ヴィジョン・ディヴァイン』の1stです。
ラビリンスのオラフ・トーセンとラプソディーのファビオ・リオーネのプロジェクト作の一発目。
まず一言。
これを目にした人すべてがこう思うんじゃないでしょうか?
ジャケットが凄まじくダサい。
中身は。。。まぁそれなりに楽しめます。ファビオは手を抜いているのでは?ってくらいぐだぐだヴォーカルです。これといって特筆することもなくイタリアンメタルの真骨頂である過度な荘厳さもないため、たくさんいるパワーメタルバンドの一派って感じですね。ファビオの脱退は友好的な脱退ということになっていますが、これに続く2ndの糞っぷりを考えると疑いたくなります。ファビオはラプソディーでは素晴らしいヴォーカルを披露しています。もちろんそれが本当の実力だとは思うんですが、VDでの2作はちょっとひどいですね。ミケーレ様の加入がすべてを変えました。なのでVDは三作目の『Stream of Consciousness』からで良いんじゃないでしょうか。糞っぷりを確かめたいという変人さんはどうぞご勝手に。笑。唯一の救いはヨーロッパのファイナルカウントダウンがまともなことですね。セカンドはカヴァーも糞。あんなに腹立ったアルバムは初めてですよ。。。。たまにはこんな日もあるよね。
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