『STILL GOT THE BLUES』 90年
Still Got the Blues 97
ゲイリー・ムーアの原点回帰一発目。ブルーズアルバムの紹介です。


参加アーティストが豪華ですね。アルバート・キングアルバート・コリンズ、ジョージ・ハリスン、キーボードはやっぱりドン・エイリー。


いままでハードロックをやってた人がいきなりこんなブルーズアルバムを作れるんですね。もちろん本場の黒人ブルーズのような泥臭さや深みはありません(特にゲイリー・ムーアのヴォーカルに)が、それが逆に良い味を出していて聞きやすいです。


一曲目の『MOVING ON』は軽快なブルーズ、二曲目『Oh Pretty Woman』はアルバート・キングが67年に発表した曲です。本人がフライングⅤで参加。『WALKING BY MYSELF』もカヴァー曲。オリジナルは聞いたことがないけどジョニー・ウィンターのヴァーションは聞いたことがあります。両方とも花丸満点です。『TOO TIRED』はジョニー・ギター・ワトソンのオリジナルでテレキャスを引っさげてアルバート・コリンズが参加。これも名曲。『KING OF BLUES』はゲイリー・ムーアオリジナルのスローブルーズです。王道ブルーズです。めちゃかっこいい!!後はジョージの曲『THAT KIND OF WOMAN』ストレートでジョージらしいロックンロールナンバーです。『ALL YOUR LOVE』も良い。特別にアーティストが参加した楽曲はいいですね。オリジナルの雰囲気を壊さずに泣きのギターが炸裂しています。


後はオリジナルでアルバムタイトルの『STILL GOT THE BLUES』がかっこいいのは言うまでもないか。基本的に捨て曲なし。ブルーズ好きにはたまらないアルバムでしょうね。泣きのギター炸裂!昼頃この記事を書くためにずっと聞いてたんですが泣いちゃいました(個人的な理由で。でも悔しいから本人には言わないんだ。笑。)


↓Oh Pretty Woman

↓Walking By Myself

↓Still Got The Blues (Live)



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