『Hate Crew Deathroll』 03年
Hatecrew Deathroll 93
ギターヴォーカルのアレキシ・ライホを中心としたフィンランドメロデスバンド「children of bodom」の4th「Hate Crew Deathroll」の紹介です。


メロデスバンドなんですがヴォーカルがデスメタルの様なヴォーカルじゃありません。デスのヴォーカルは排水溝がごぼごぼ言ってるような感じなんですが、アレキシのヴォーカルスタイルはどっちかって言うとブラックメタルよりです。このバンドの売りは、ギターとキーボードの掛け合いです。キーボードが凄い耳に残ります。全体的にラウドなのにキーボードのおかげで旋律が綺麗です。


このアルバムは初期の三枚と比べていい意味でも悪い意味でもメロディアスになってますね。メロデスの中では非常に聞きやすい部類に入ります。一曲目の疾走感抜群の「Needled24/7」から始まり二曲目、三曲目とスラッシュメタルのようなサウンドが続き、アルバムタイトルになっている九曲目「Hate Crew Deathroll」でまた走り出す。。。国内盤にはラモーンズのカヴァー「somebody put something in my drink」が入ってます。このカヴァーがまたカッコいいんですよ。ラモーンズファンの中でも最もマイナーだという人もいるようなアルバムから選んできているのも渋いです。けどそのアルバムが一番好きな僕はなんなんでしょう。笑。


デスと聞いただけで敬遠してしまうような人でも聞けるはずですのでメロデス入門に是非。


↓Needled 24/7