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『Kings of Metal』　８８年
　９２
真のへヴィ・メタルバンド『マノウォー』の６ｔｈの紹介です。

『偽者メタルには死を！』

をスローガンに掲げ、偽者メタラーを殺り続け、最高に熱苦しい漢メタルを演り続けるマノウォー。日本では色物扱いされることが多いのかな？

スラッシュメタルのような速さとざくざくのリフを持つ『Wheels of Fire』から幕を開け、全曲まじりっけなしのピュアメタル。あふれんばかりのヒロイズムは聴くものを雄大な気持ちにさせる。ストリングスを取り入れたり、見た目からは想像できないバラードがあったりと、器用な一面も見せています。すばらしい。

後のメタルバンドに与えた影響はすごく大きいんだけど、いかんせん雄大さを強調しすぎてクセが強すぎる。メタル好きな人にはたまらないこってこての曲が並んでいて楽しいんだけど、きっと初心者にはつらい。笑。好きな人は漢メタルを楽しんでください。

↓Manowar - Hail and Kill