『The Open Door』 06年
OPEN DOOR 78
ゴシックロックバンド『エヴァネッセンス』の2ndです。


賛否両論。結論から行くと僕は否定派です(じゃぁ書くなよと突っ込まないでください。笑)。やっぱりメインソングライターのベンの脱退が原因ですね。新ギタリストもいいんですがエイミーとの相性が悪すぎます。AC/DC好きだという新ギタリストの影響で随所にハードロック臭さが見えています。それに中途半端なゴシックの色を載せようとして失敗した感じです。エイミーの歌声じゃあかんわ。ほかの人が歌えばもっと良かったのでは?と思います。実力云々よりお互いに組む相手を間違えてます。


1stが恋仲だったベンへ向けての思い恋愛観が歌詞の内容だったにに対し、今作はあんたと別れてすっきりよーっていう内容です。暗い作風の曲に前向きな歌詞は合わんでしょー。新しいドアを開けて開けた世界は歯車のかみ合っていない世界でした。微妙に売れたのも気に入らないし、『ゴシック風メタル』と評してセカンドだって良いぜ!という輩が多いのも気に入らない。ウィズイン・テンプテーションやナイトウィッシュを聴いてみやがれ!エヴァネッセンスをメタルだなんて口が裂けてみいえなくなるぞ。


ミクスチャーに見限りをつけてよりロックの方向に走ったのは評価するべきだとは思います。けど違うでしょー、エイミーがハードロックってなんか違うでしょー。彼女のウリはダークでドラマティックな曲に独特の雰囲気を持つヴォーカルを載せてちょこちょこラップしてみたり(これはずっと気に入らないと思ってたけど)がエヴァネッセンスだったはず。あくまでヘヴィロックってジャンルの中です。ベンがいなくなってその方向が無理ななったんならエイミーのヴォーカル強調できる作風にしなきゃ。ギターがどうの、リフがどうのじゃなくてエイミーがエヴァネッセンスなんだからー。


↓Call Me When You're Sober - Evanescence

何が一番気に入らないってエイミーが不細工になった。ちなみに一度も名前で読んでもらえなかった新ギタリストは『テリー・バルサモ』って名前です。最近こんなの多いなぁ。鬱憤がたんまりです。けど自重しないと。


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