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『something wild』 97年
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フィンランド出身のメロデスバンド『チルドレン・オブ・ボドム』のデビューアルバムの紹介です。
たまーにCOBをブラックメタルバンドと形容する人がいるけど彼らはサタニストでもなければ悪魔崇拝者(一緒か)でもない。デスメタルだ!ですだ!くくりが難しいから絶対ってことはないけど。まぁそんなことどうでもいいか。
新作を出すごとにシンプルになっていき北欧っぽさが抜けていきます。うんうん。正統派へ進んでいくのはいいことだ。このデビュー作はギターピロピロドラムズダズダキーボードティロリロヴォーカルグモモモって感じです。どんなかんじやねん。すんません。
おなじみのブラストビートにアレキシ・ライホとヤンネ・ウィルマンのギター&キーボード早弾き対決とアレキシの軽めのデス・ヴォイスを乗せるとあら不思議、メロディックデスメタル様式美風味の出来上がり。キーボードとギターが織り成すドラマティックで美しいメロディーはデスメタルとは思えないほどキャッチー。いい意味でも悪い意味でもね。カーカスやアット・ジ・ゲイツが切り開いた新しい道をブルータリティを残しつつよりメロディアスさを特化させたアルバムです。完成度云々より勢いを感じて欲しいです。大好きです。
↓Children of Bodom-Deadnight Warrior
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