『BLIZZARD OF OZZ』 80年
ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説 98
オジー・オズボーンのソロ一作目の紹介です。


わざわざ書く必要があるのか?ってくらいの名盤。故・ランディーローズの壮絶なギターが冴え渡り、オジーの奇声が響き渡る。完璧すぎます。サバス時代のおどろおどろしさを残しつつもポップな仕上がりです。


いまだに信じられないんですが、ランディーローズが在籍時のクワイエット・ライオットがヒットしなかったこと。確かランディー脱退後の『メタル・ヘルス』って全米で初の一位を獲得した作品だと聞いたことがあったようななかったような。勘違いかな?うん。まぁそれはいいや。無名時代にオジーによって発掘されたスーパーギタリスト貴公子『ランディー・ローズ』の作曲センスが爆発した作品ですね。


一曲目『I Don't Know』から飛ばしまくってます。続く二曲目『Crazy Train』最高です。ポップなリフから一転してまさに暴走機関車のように弾き倒すギターソロ。後は、これまた故人でAC/DCの元ヴォーカリストボン・スコットへ向けた『Suicide Solution』と『MR.CROWLEY』『REVELATION』が良いです。捨て曲なし!クラシカルなプレイが満喫できます。


↓Crazy Train

音・映像共に悪いですがランディー・ローズの気迫のこもったプレイが見れます。きっと何か感じる物があるはずです。ん?てかランディーだよな?ちと不安。。。笑。


あーそういえば割と最近再発されたリマスター版は買わないほうがよろしいかと。オリジナルを聞いたことのない人は違和感がないかもしれませんが、リズム隊がオリジナルのものと差し替えられたのにランデぃーのギターが音のこもった古い音なので超不自然です。しかも『MR.CROWLEY』がソロでフェードアウト。馬鹿にしてるとしか思えません。買うならオリジナルを。


関連記事 2006-09-03