まずはパンクロックから。

  • パンクファッション


ぼろぼろのTシャツ。ボンデージパンツ。安全ピン。ツンツンの短髪。とかそんな感じが一番古い定番だと思います。ちなみにスキンヘッド、モヒカンはピストルズ以降のスタイルです。あとはラモーンズ、シドヴィシャスなどのスタイルの、薄青のジーンズor黒のズボンに、黒いライダースジャケットを合わせるスタイル。

ファッションについてはあまり勘違いしてる人はいないかと思います。

  • パンクミュージック


3コードで初心者でも簡単にできる、歌詞の内容が反政治・社会・宗教のものが多い。まぁ音的なことは日本人もよく耳にするのでわかると思います。日本のバンドで言うと、ブルーハーツ、ハイスタが一番分かりやすいかと。

  • 精神的な意味でのパンク


ここからが本題。ピストルズびいきなのは勘弁してください。

パンクって言う言葉が広まったのはピストルズのデビュー後だと思います。音楽はラモーンズ、MC5、ニューヨークドールズ、イギーポップなどをから影響を受けていると思います。ピストルズはイギリスの怒れる労働者階級のあつまり。当然、皇室制度や当時の政治体制を良く思ってなかったわけです。そのことを初めて歌にしたバンドだそうです。歌の内容に共感した若者がいろいろ暴れまわり大きなムーブメントになったそうです。

以上のことから考えると日本には不思議な音楽がありますよね。

「青春パンク」

これって絶対おかしいですよね。DIY精神だったり政治批判してみたり、パンクと言うのは過激なものだと思います。それなのに青春。これは絶対おかしいと思います。

  • 現代のパンク


グリーンデイ、ブリンク、グッドシャーロットなどがよく一部の人に批判されますよね、パンクじゃないって。ロンドンでピストルズが行なったようなことを「パンク」というなら、パンクはもう生まれるわけがないんです。当時と同じ状況にはなりえないわけですから。


なので現代パンクは、パンクと言う名前ではあるけど昔のパンクとは別物だと思います。やっきになって批判する人はちょっとどうかと思いますが。

  • 総評


パンクロックは演奏も簡単だしキャッチーなメロの物が多いので日本でも全国的によく聞かれる音楽だと思います。だけどパンクの持つ意味とか精神とかを知らずに音楽を聴いて喜んでいる人が多いと思います。ロックに限らず音楽と言うのは何かしら伝えたいメッセージがあると思うのでそういうことも含めて音楽を楽しむ人が増えて欲しいと思います。