『Phenomenon』 74年
Phenomenon 96
大英帝国のロックバンド『ユー・エフ・オー』の3rdの紹介です。


ドイツのギタリスト、神と呼ばれる男『マイケル・シェンカー』が参加しての一発目です。マイケルの参加後、次々と名作を発表していくUFOですが、このアルバムは異質です。言葉もいまいち通じない、精神的に弱かったことなどが原因でぎりぎりの精神状態で作られたであろうこのアルバムはほかのアルバムに比べてポップさが欠けています。


高低を行ったり来たりするリフで有名な最強のロックナンバー『ロックボドム』、マイケルの泣きのギターの魅力が凝縮されている『ドクター・ドクター』。この二曲はMSGになってからも度々、演奏される代表曲です。フライングⅤを持つ神の名が世に知れ渡るきっかけになった最強のアルバムです。これを聞かずにブリティッシュロックは語れません。


↓UFO−DOCTOR DOCTOR


マイケルが参加したときは日本で言う『高校生』。その事実を知ったとき一人で突っ込みを入れたのを覚えています。どんだけすごい高校生やねんなー。


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