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『Winterheart's Guild』　０３年
　９４
フィンランド出身メロディック。スピードメタルの３ｒｄの紹介です。

どうもこのアルバムは賛否が分かれるらしい。なんで？最高じゃない？１ｓｔ、２ｎｄと比べて疾走感が減少したのはわかります。けれど、アルバムの流れが完璧。バラードも疾走曲もスケールが増して荘厳な雰囲気が漂っている。聴けば聴くほど味が出る。『アバンダンド,プリーズド,ブレインウォッシュド,エクスプロイテッド』、『グレイヴンイメージ』、『ザ・ケージ』、そして哀愁のバラード『ブロークン』。もちろん捨て曲なんてないんだけど、この４曲は特にいい。

トニー・カッコのヴォーカルにしても、ギター＆キーボードの掛け合いにしてもレヴェルアップが見られる。バンドとしての力が上がってきているのに駄作ができるはずがない。もう暖かくなってきているけど今一度冬メタルを！

↓Sonata Arctica - The Cage

一番好きなんだけど１ｓｔ、２ｎｄより高得点にしたのはやりすぎかなぁ。まぁいいか。新作楽しみです！

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