『THE ONE』 95年
ザ・ワン 94
スウェーデン出身のヴォーカリスト『ミカエル・アーランドソン』の1stです。


現在はラスト・オータムズ・ドリーム(LAD)で活動中のミカエル様のソロ作品です。いくつかのバンドでの活動、ミュージカルでのリードヴォーカルで培ったものをすべて詰め込んでいます。すべての楽器を自分で演奏したそうです。BURRN!の藤木昌生さんはライナーに『どうりでギターソロが泣けるわけだ』と書いてました。納得です。


ゆるゆるへろへろだけどハスキーな独特のヴォーカルで日本人の琴線を鷲づかみにする。哀愁のメロディーの詰まった宝箱です。涙が出ます。なんだろう、1stにしては出来が良すぎる。このアルバムの収録曲のいくつかはLADでもカヴァーされているんですが10年たっても色あせない名曲ばかり。曲名を挙げるときりがないから一曲だけ。


『It's alright』の美しさは他に類を見ないミカエル様だけの物。メロハー好きにも普通にJ−POPを聴いたりする人にもお勧めできる一枚です。



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