『RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW(邦題;銀嶺の覇者)』 75年
Ritchie Blackmore's Rainbow [ORIGINAL RECORDING REMASTERED] 95
イギリス出身のハードロックバンド『レインボー』の1stです。


ロニー・ジェームズ・ディオ率いる『エルフ』を、ディープ・パープルを脱退したリッチーが乗っ取る形で始まったのがこのバンドです。このアルバムの制作後ロニー以外のメンバーを一新して最強のアルバム『虹を翔る覇者』を世に生み出すんですが、この1stも捨てがたいです。


全体的に地味なんですが名曲は多いです。ただの曲名の羅列になってしまいますが、『Man on the Silver Mountain』、『Black Sheep of the Family』、『Catch the Rainbow』、『Temple of the King』、『Sixteenth Century Greensleeves』は特に名曲です。


クラシックとロックの融合を試み、様式美ハードロックの完成を目指したサウンドが後のヘヴィメタルバンドへ与えた影響は計り知れません。ロニー以外のメンバーは、演奏においてリッチーの要求に答えることができなかったのですが、ロニーの力強いヴォーカルがすべてカヴァーしています。


一般的にあまり評価の高くない(もちろんレインボーのほかのアルバムの中でだけど)のですが、このアルバムから虹は駆け上がっていきました。虹が架かる瞬間を耳で確かめろ!


↓Rainbow - Man on the Silver Mountain


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