『HOLY LAND』 96年
ホーリー・ランド 94
アングラの2ndアルバムの紹介です。


アングラの最高傑作は1st『ANGELS CRY』か、新生アングラ最初のアルバム『REBIRTH』ってのが一般的な評価ですよね。もちろん僕もその意見には賛成ですし、この先覆る事もないでしょう。僕は1st支持派。後期に入ってからはどんどん音数が増えていって僕の好みからは徐々に離れつつあります。プログレファンにはたまらんのだろうけど。


で、この二作目はブラジルの民俗音楽の色がもっともはっきり表れています。10分の超大作『Carolina 鄽』から続く『HOLY LAND』への流れはグッド。バラードありキラーチューンあり、その上アルバム全体の雰囲気が秀逸、と文句のつけようがありません。アンドレ・マトスの声でバラードなんて歌われたらたまらんよ。コンセプトアルバムとしては最高ですね。唯一の欠点はキラーチューンのインパクトが弱い事ですね。むー、もったいない。それがなければ97点はつけれたんだけどなぁ。



Angra - Nothing To Say

このアルバムの映像がほとんど無かったなー。エドゥがヴォーカルをとってるやつならいくつかあったんだけどなー。やっぱり人気無いのかしらね。


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