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『Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd』 73年
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本日はアメリカ・フロリダ州のサザンロックバンドレーナード・スキナードの1stの紹介です。
ブラッククロウズでサザンロックを知って次にたどり着いたのがこれでした。ブラッククロウズがアップテンポな曲が多く『動』という感じなのに対して。レーナード・スキナードは『静』という感じです。ギターは三人編成だしオーヴァードライブもしっかり掛かっていて重厚な音なんですが、パンクバンドのような騒々しさがないっていう意味での『静』です。バラードが凄い良いんです。
サザンロックというジャンルが確立されるうえで、オールマンブラザーズバンド並んで。。。いや、それ以上に大きな影響を与えたはずです。誰が聞いても何かしら感じるものがあると思います。
八曲目の『Free Bird』最高です。ピアノは綺麗だし、伸びのあるスライドギターは聞く人を優しい気持ちにさせます。。。別れの曲なんだけど。笑。
歌詞の一部を。
『もし俺が明日ここを離れてもお前は忘れないでいてくれるかい?
(中略)
今、俺は鳥のように羽ばたくよ
お前でさえ俺を止められない
誰にも
俺の気持ちは変えられないから
バイバイ
素敵な恋だったね』
こんな感じです。涙無しには聞けません。この曲はちょっとづつテンポアップしていって最後に怒涛のギターソロが始まるんですが、その流れが最高に気持ちいいです。
ちなみにヴォーカルのロニー・ヴァン・ザントと、ギターのスティーブ・ゲインズは4thアルバムの発表後1977年に飛行機事故で亡くなっています。1987年にはロニーの実弟がヴォーカルをとって再結成したらしいです。ロニーが生きていたらモット大きなバンドになっていたのかなー。。。
Free Bird